羽子板は風物詩┃最近では自宅に飾る人がいる

男児

厄除けのための伝統工芸品

羽子板

選び方と飾り方

昔から日本人にはおなじみの存在である羽子板は、一般的に市販されているものの大きさは号数で判断しますが、号数はあくまで羽子板本体の高さであるために、ケースの高さではありません。それゆえに購入する際に大きさを比較したいならば、ケースに入った状態の方が分かりやすくて便利です。また装飾の人形の顔の向きが左右のどちらもありますが、どちら向きが正しいといったことはなく、どちらでもとくに問題ありません。もっとも姉妹ですでに姉のものは購入しており、妹の分を購入するといった場合は、姉のものと反対方向を向いているものを選ぶことで、二つ並べて飾ればお互いに向き合うことになるために、姉妹仲良く育つように願いをこめるといったことも出来ます。

過去と現代

現代では羽子板といえば装飾が施されて飾るためのものといったイメージが強いですが、昔の室町時代などは、貴族たちによって宮中で羽根突き大会が開催されるほど、遊びとして人気がありました。そして羽子板はそれだけの用途にとどまらず、時代の流れとともにどんどん世間に浸透し、江戸時代には歌舞伎役者の姿を模した飾りを取り付けるなど、現代の羽子板に近い状態になってきました。そして現代では可愛らしい少女のモチーフの羽子板飾りが一般的ではありますが、毎年12月に開催される羽子板市などでは、その年に話題になった有名人などを模した変わり羽子板も登場しており、今も昔も変わらずに人々に愛され続け、生活の一部に浸透し続けています。